トレード日記をつけ始めたけれど、
「書くだけで終わってしまう」
「振り返り方が分からない」
と感じる人は多いです。
大事なのは、日記を書いた後にレビューすること。
週1回のレビューを習慣化すれば、勝ちパターンと負けパターンが浮かび上がり、改善点がはっきり見えてきます。
この記事では、初心者でもできる週1レビューの方法と、レビューから得られる気づきを紹介します。
目次
結論|「記録」だけでなく「振り返り」が成長を加速させる
- トレードは「日記を書く → 週1で振り返る → 改善する」のサイクルで上達する
- 勝ち負けよりも、パターンを見つけることにフォーカスする
- たった週1回の習慣が、長期的な成長スピードを大きく変える
週1レビューでやるべき3つのこと
① 結果を分類する
- 勝ちトレード/負けトレードを分ける
- さらに 「想定通り」「想定外」 で分ける
👉 数字以上に「どんな想定で入ったか」を軸に分類することが重要。
② 勝ちパターン・負けパターンを見つける
- 勝ちパターン例:
「1時間足の戻り売りゾーンで、5分足が崩れた時にショート」 - 負けパターン例:
「上位足が下目線なのに、押し目買いを早く仕掛けた」
👉 これを「タグ化」して残すと、後から一覧で見返せる。
(例:#戻り売り成功 #押し目早すぎ #環境無視)
③ 改善点を次週へつなげる
- 勝ちパターンは「再現性を高める」
- 負けパターンは「条件を厳しくする or 禁止する」
👉 改善点は1つに絞ると行動に移しやすい。
レビューシート例
今週のレビュー
- 勝ちトレード数:3(合計 +72pips)
- 負けトレード数:2(合計 -38pips)
- 週間トータル:+34pips
- 勝ちパターン:戻り売り+短期足崩れ
- 負けパターン:押し目買いを早仕掛け
- 改善点:上位足の方向を優先する
- 来週意識すること:ショートは上位足が下方向のときだけ入る
👉 これを毎週1ページにまとめるだけで、成長のスピードは確実に変わります。
今週のレビュー(例)
- 勝ちトレード数:4(合計 +95pips)
- 負けトレード数:3(合計 -52pips)
- 週間トータル:+43pips
- 勝ちパターン:1時間足の戻り売りゾーンで、5分足崩れ確認からのショート(+20〜30pips安定)
- 負けパターン:東京時間で方向感が出ない場面でエントリー(-10〜15pipsの損切り)
- 改善点:方向感が出ていない時間帯は見送る
- 来週意識すること:ロンドン時間序盤に絞ってトレードする
👉 「勝ち」「負け」それぞれの特徴が見えると、改善すべき点が明確になります。
まとめ|週1レビューで成長の道筋を作る
- 日記を書くことはスタート地点。週1レビューで初めて成長につながる
- 勝ち負けよりも「パターンの発見と改善」が大事
- pipsで振り返ることで、成果が数字として積み重なり、自信につながる
僕自身も専業トレーダーとして、毎週のレビューを欠かさず続けています。
それは、挑戦を続ける限り「次の改善」が必ずあるからです。
👉 次回は「資金管理の基礎」を解説します。
生き残るためのルールを押さえれば、トレードを長く続けられるようになります。
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