2025年9月17日のドル円相場では、上位足で戻り売りが意識され、ショートエントリーを実行しました。
本記事では、実際のエントリー根拠と判断のプロセスを振り返りつつ、上位足の環境認識、損切り・利確の設定、今後の改善点を整理します。
同様の相場状況で再現できるよう、自分の戦略として言語化していきます。
⇩ 当日のトレード記録は下記の記事で簡単にまとめています。


エントリーポイント(5分足)

この日のチャートを振り返ると、1時間足 前回安値ライン でのレジスタンスをきっかけに理想のショートエントリーを狙える場面が明確に見えました。
- エントリー価格帯:146.6付近
- 根拠:
- 1時間足が下降トレンド
- 1時間足の前回安値ラインまで戻ってきた
- 1度レジサポ転換が起きたラインである
- リスクリワード比が 1:2以上
- 損切設定:146.74(5分足レベルで少し余裕を持たせた位置)
- 利確目標:146.33(意識されそうなラインの手前)
このような良い相場状況であった為、IFO注文でエントリー・損切・利確を同時に設定しました。
実際にはシナリオ通りの展開が進み、エントリーから利確までスムーズに動きました。
損切り設定も結果的には余裕があったため、リスク管理としては問題無いです。
今回は、1時間足 最安値を付けた起点(147.25)を上抜けるまでは、ショート戦略が有効と考えています。
上位足の環境認識(日足/4時間足/1時間足)
理想のエントリー箇所を理解するためには、まず “上位足の方向性・市場の流れ” を整理しておくことが必要不可欠です。
日足チャート

- 目線は上だが、レンジ状態
- レンジ下限に位置する
4時間足チャート

- 下降トレンドで下目線
- 4時間足の最安値付近に位置する
1時間足チャート

- 下降トレンドで下目線
- 安値更新後に1時間足の前回安値まで上昇
- 1時間足の最安値を付けた起点を上抜けするまでは下目線継続
このような方向性・抵抗を確認した上で、5分足チャートでショートを試みる筋が妥当だったと判断できます。
【実践向き】その他 エントリーポイント解説(5分足)
他にも実践で使えるエントリーのトリガーを紹介します。

- 1時間足の水平線がレジスタンスとなり、5分足でダブルトップを形成
- ネックラインを抜けるタイミングで、飛び乗りのショートエントリー

- 1時間足の水平線がレジスタンスとなり、反発を確認
- 5分足で引ける上昇トレンドラインを割ったタイミングで、飛び乗りのショートエントリー
まとめ
損小利大であれば、仮に負けても資金への影響を抑えつつ、勝てるときにはしっかり利益を取る戦略になります。
この日のトレードは、上位足の戻り売り圧力を意識し、ショートを狙うという構図が明確でした。
今後もこのパターンを繰り返し使うことで、再現性のある戦略を体得することが目標です。

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