FXの世界では「スプレッド」という言葉をよく耳にします。
でも、「スプレッドって何?手数料とは違うの?」と思う初心者は少なくありません。
スプレッドは、実質的な取引コストです。理解せずにトレードすると、知らないうちに利益を削られてしまいます。
この記事では、FX初心者でも分かるようにスプレッドの基本と注意点を解説し、実際に口座選びに活かす方法まで紹介します。
目次
結論|スプレッド=売値と買値の差=実質的な手数料
- スプレッドは買値(Ask)と売値(Bid)の差
- 実質的な手数料で、狭いほど有利
- 特にデイトレ・スキャルピングでは利益を左右する重要なコスト
スプレッドの仕組みを理解する
例:ドル円の場合
- 買値(Ask) 150.000
- 売値(Bid) 149.998
→ この差 0.2銭(0.2pips) がスプレッド
1ロット(1万通貨)なら0.2pipsのコスト=約20円。
100回トレードすれば、単純計算で2,000円の差になります。
固定スプレッドと変動スプレッドの違い
- 固定スプレッド:通常時は一定(例:DMM FXのドル円0.2銭)
- 変動スプレッド:市場の流動性や重要ニュースで広がる
初心者は、普段から安定して狭い固定スプレッドの口座を選ぶと安心です。
なぜ初心者はスプレッドに注意すべきか
- 短期トレードではコストの積み重ねが大きい
- 1回数十円でも回数が増えると無視できない
- 相場急変時に急拡大する
- 指標発表時などは一時的に数pips〜数十pipsになることも
「いつも0.2銭だから安心」と思っていると、イベント時の急拡大で不意打ちを食らうこともあります。
コスト意識を高めるためのチェックリスト
- 普段のスプレッドは狭いか(ドル円0.2〜0.3銭が目安)
- ニュース時や早朝のスプレッド拡大に注意
- 通貨ペアごとの標準スプレッドを比較
- 取引量が増えるほど影響が大きくなることを理解する
僕が実際に使っている口座の感想
僕は現在、メイン口座のひとつとしてDMM FXを使っています。
ドル円のスプレッドは原則固定0.2銭と安定して狭く、特にデイトレード中心の僕にとってコストを抑えやすいのが魅力です。また、約定力もあり、注文した時にズレないのも魅力です。
チャートもシンプルで見やすく、水平線も引きやすいので、初心者の方にも使いやすいと思います。
まとめ|スプレッド=利益を守るためのコスト意識
- スプレッドは売値と買値の差=実質的な手数料
- 狭いほど有利だが、相場急変時は広がるので要注意
- 短期トレードでは特にコスト管理が重要
コストを軽視すると、せっかくの勝ちが手数料で削られてしまいます。
まずはスプレッドの小さい口座を選び、安定した取引環境を整えましょう。
➡ 僕が使っているおすすめ口座はこちら:初心者におすすめのDMM FXレビュー
トレーダーShinのFXブログ


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