「ロットって何?」「1ロットっていくらなの?」
FXを始めたばかりの人が最初につまずく用語のひとつが「ロット」です。
ロットを理解せずに取引すると、資金を一瞬で失う危険があります。特にデイトレードでは損切り幅を20pips前後で考えることも多いですが、これはあくまで目安であり、実際は相場状況によって柔軟に変える必要があります。
この記事では、初心者でも分かる「ロット」の基本と、計算のしやすい20pips損切りを例にした資金管理の考え方を分かりやすく解説します。
目次
結論|ロット=取引通貨の単位
- 国内FXでは 1ロット=1万通貨 が一般的
- ドル円1ロットで1pips動くと100円の損益
- 20pips動くと2,000円の損益(参考値)
- ロットが大きいほどリスクも利益も大きくなる
ロットと証拠金の関係
ドル円の必要証拠金の目安(2025年時点)
- 1ロット(1万通貨) → 約6万円
- 0.5ロット(5000通貨) → 約3万円
- 0.1ロット(1000通貨) → 約6000円
※レバレッジ25倍で計算(国内FX上限)
最低6万円あればドル円1ロットの取引が可能。ただし精神的な余裕を持つためにも10万円程を用意するのがおすすめです。
1pipsあたりの損益(ドル円)
- 1ロット:1pips=100円
- 0.5ロット:1pips=50円
- 0.1ロット:1pips=10円
例)ドル円を1ロット買って20pips上昇
→ 100円 × 20pips = +2,000円
ロット数の決め方(20pips損切りの例)
例:資金6万円、損切り幅20pips
- 1ロット …20pips=2,000円(資金の約3〜4%)
- 0.5ロット …20pips=1,000円(資金の約1.6%)
初心者は資金の1〜2%以内の損切りを目安にするのが安全です。
資金6万円なら0.5ロット〜1ロットが現実的。ただし最初は0.5ロット程度から慣れるのがおすすめです。
初心者におすすめの始め方
- 最初は“0.1〜0.5ロット(1000〜5000通貨)”で練習
- 損切り幅は相場に合わせて柔軟に設定(例として20pipsで説明)
- 資金の1〜2%以内に損失が収まるロットに調整
- 慣れたら1ロットに挑戦して感覚を掴む
ロットと資金の目安
- 6万円前後 → ドル円1ロット可能な最低ライン(20pips損切りで約3〜4%リスク)
- 10万円以上 → 損切りを1〜2%程度に抑えやすい
- 30万円以上 → 複数ポジションや検証をしながら安全に成長
「どれだけロットを持てるか」ではなく「守れるリスクの範囲で取引するか」が重要です。
まとめ|ロットを理解し、相場に合わせてリスクをコントロールしよう
- ロット=取引単位。国内は1ロット=1万通貨が基本
- 資金管理は「損切り幅 × ロット」でリスクを計算するのが大切
- 計算のしやすさから20pipsを例に解説したが、実際の損切り幅は相場状況によって変わる
- 初心者はまず0.1〜0.5ロットで資金に対して1〜2%の損失に収まるように調整しよう
ロットを理解すれば、自分の資金を守りながら挑戦できます。
相場に合わせて損切り幅を柔軟に設定し、少しずつ安全にステップアップしていきましょう。
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