FXを続けていると、誰もが一度はこう思うはずです。
- 「損切りできずに大損した」
- 「負けを取り返そうとしてさらに負けた」
- 「利確を焦ってすぐに手仕舞ったら、その後に伸びて悔しい」
トレードは感情との戦いです。
どれだけ良い手法を学んでも、感情をコントロールできなければ資金は守れません。
僕自身も専業を目指す過程で、感情に振り回されて失敗したことは数え切れないほどあります。
その中で見つけた答えは、「感情を消すことはできない。けれど、習慣で扱えるようにできる」ということでした。
この記事では、感情に振り回されないための3つの習慣を紹介します。
目次
結論|感情をゼロにするのではなく「扱える状態」にする
- 感情は自然な反応であり、完全に消すことはできない
- 重要なのは「感情があっても、それに支配されない習慣を持つこと」
- 習慣が積み重なれば、ブレないトレードに近づく
習慣①:必ず損切りを置く
- 感情を暴走させる最大の原因は「損切りできないこと」
- 事前にIFO注文で損切りをセット → 感情ではなくルールが守ってくれる
- 損切りを入れないトレードは、爆弾を抱えているのと同じ
👉 僕も過去に「戻るだろう」と期待して損切りをずらし、大きな資金を失った経験があります。
その失敗以降、「必ず損切りを置く」を徹底してから、トレードに余裕が持てるようになりました。
習慣②:日記とレビューで感情を客観視
- トレード中は「冷静だ」と思っていても、実際は感情に支配されていることが多い
- 日記に「焦った」「怖かった」「悔しかった」と感情を記録することで、客観視できる
- 週1のレビューで「感情に左右されたトレード」を振り返れば、改善点が見える
👉 感情は敵ではなく、改善点を教えてくれるサイン。
👉 記録に残せば「成長の材料」に変わります。
習慣③:時間と環境を固定する
- 感情を揺さぶる要因の一つは「不規則なトレード環境」
- 決まった時間(例:東京時間、ロンドン時間序盤)に絞れば、冷静に判断しやすい
- デスク環境も整えて「トレードはここで、この時間にする」とルール化する
👉 僕の場合は、専業だからこそ時間が自由。
その自由が逆にリスクになった時期もありました。
「どの時間帯で勝ちやすいか」を把握してからは、感情の乱れも減り、無駄なトレードを避けられるようになりました。
まとめ|習慣が感情を整えてくれる
- 感情を完全に消すことはできない
- しかし「損切りを置く」「日記とレビュー」「時間・環境の固定」という習慣で扱えるようになる
- 習慣が積み重なれば、自然と安定したトレードができる
僕自身も専業トレーダーへの挑戦の中で、何度も感情に負けてきました。
でも、習慣を整えることで少しずつ安定感が増しています。
👉 次回は「トレードスタイルの違い」を解説します。
自分に合ったスタイルを見つけることが、感情に流されず長く続ける第一歩になります。