「もう少し待てば戻るかも…」
そう思ったまま損切りできずに、気づけば大きな含み損を抱えてしまった——これは初心者が最もよく陥る失敗です。
FXで生き残るために絶対欠かせないのが 損切り(ストップロス) です。
しかし、なぜ損切りが必要なのかを理解しないままでは、感情に流されて資金を失うことになります。
この記事では、損切りが必要な理由と初心者がやりがちな失敗、そして正しい設定方法を分かりやすく解説します。
目次
結論|損切りは「生き残るための防御」
- 損切り=資金を守るための保険
- 感情に左右されると資金を一瞬で失う
- 「どこで負けを受け入れるか」を決めるのがトレードの第一歩
- 正しい設定は「相場の構造+資金管理」の両面から考える
なぜ損切りが必要なのか
- 小さな損失で撤退すれば再起できるから
一度の負けで資金の大半を失うと取り返せない。
損切りは「次のチャンスを生かすための保険」。 - 感情による判断を防ぐため
人は損が出ると「戻ってほしい」という期待で冷静さを失う。
ルールを先に決めておくことで感情を排除できる。 - バルサラの破産確率が示す危険性
損失をコントロールせずに高いリスクを取り続けると、数学的にほぼ破産することが証明されている。
Shinの実体験:塩漬けから学んだこと
僕自身も最初のころは損切りができず、何度も塩漬けロスカットを経験しました。
分析の方法も分からず、「ここまで下がったら安いだろう」といった値ごろ感トレードばかり。気づけば含み損がどんどん膨らみ、怖くて切れないまま、強制ロスカットで資金が消えたこともあります。
その経験から「損切りを決めてからエントリーする」重要性を痛感しました。今では相場の構造+資金管理の両方から損切りを計算し、感情を入れないことを徹底しています。
初心者がやりがちな損切りの失敗
- 損切りを入れない(ノーストップ)
- 希望的観測で引き下げる
- チャートの重要ラインを無視して適当に置く
- ロットが大きすぎて、損切りが精神的に耐えられない
正しい損切り設定の考え方
1. 相場の構造をもとに決める
- 直近の高値・安値、サポートやレジスタンスを目安にする
- 自分のシナリオが崩れたら即撤退
2. 資金管理から逆算する
- 1回の損失は資金の1〜2%以内に抑える
- 例:資金10万円、1回の損失2%=2,000円まで
→ ドル円なら約0.1ロット×20pips程度(参考)
3. デイトレなら20pips前後が目安(あくまで参考)
- ただし相場によって損切り幅は変わる
- ボラティリティ(値動きの大きさ)に応じて柔軟に調整
損切りを実行するためのコツ
- 必ず注文時に逆指値を設定(後付けは危険)
- 損失を受け入れやすいロットサイズにする
- ルールを記録・レビューする(ブログで公開・記録が有効)
まとめ|損切りは「生き残るためのルール」
- 損切りは資金を守り、再起のチャンスを残す防御策
- 相場構造+資金管理の両面から設定することが大切
- デイトレなら20pips前後を参考にしつつ、相場状況に合わせて柔軟に調整
僕も塩漬けで資金を失った経験から「守りの重要性」を痛感しました。
損切りを恐れずに受け入れれば、トレードの精度とメンタルが安定します。
守りを固めてこそ、勝てるトレードが積み上がっていきます。
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