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FXトレード日記の書き方|初心者でも続けられるシンプルテンプレ

FXを始めたばかりの人が必ず直面する悩みがあります。
「勝った理由が分からない」
「負けるたびに同じことを繰り返してしまう」

これらの原因はシンプルで、トレードの記録を残していないからです。
感覚や記憶だけに頼っていると、いつまでも改善できません。

この記事では、初心者でも続けられるシンプルなトレード日記の書き方と、すぐに使えるテンプレートを紹介します。
実際の勝ち・負けトレードの記録例も掲載しているので、ぜひ真似してみてください。


目次

結論|勝ち負けを振り返る仕組みを作ろう

トレードで成長するために一番大切なのは「勝つこと」ではありません。
なぜ勝てたのか、なぜ負けたのかを記録し、振り返ることです。

トレード日記をつけることは、単なる記録ではなく自分を成長させる仕組み作りです。


トレード日記をつけるメリット

  • 同じミスを繰り返さなくなる
     → 損切りの遅れやエントリーの焦りを可視化できる
  • 勝ちパターンが見えてくる
     → 自分が得意な場面を把握できる
  • 感情を客観視できる
     →「焦って入った」「怖くて利確した」など、感情が勝敗に与えた影響が分かる
  • 後から検証できる
     → 週単位・月単位でまとめると、自分の課題がはっきりする

僕自身も日記をつけてから「何となくの感覚トレード」から抜け出し、数字と根拠で振り返る習慣が身につきました。


シンプルテンプレ(6項目)

初心者がまず取り入れるべきは、最小限に絞った6項目です。
これなら3分で記録できます。

  • 日付・通貨ペア → どのトレードか分かる基本情報
  • エントリー価格 → ロングかショートかも必ず記録
  • 損切り/利確(pips) → 数字で残すと後から分析できる
  • 決済価格・損益 → トレード結果
  • 振り返り → 改善点や感情もここにまとめる

👉 これだけで「続けられる日記」になります。


書き方のコツ

  • 簡潔に書く:1行でもOK。大事なのは続けること
  • エントリー直後にメモ:根拠を忘れないうちに書く
  • 決済後に追記:結果・感情を加えて完成
  • 週1でまとめて振り返る:課題やパターンを整理

最初から完璧を目指す必要はありません。
「まずは書く習慣をつける」ことが一番大切です。


実例(勝ち・負け1件ずつ)

最後に、僕の実例を整理した形を紹介します。
勝ちと負けの両方を出すことで、学びが深まります。


勝ちトレード例

  • 日付:2025/09/10
  • 通貨ペア:USD/JPY
  • エントリー価格:147.82(ショート)
  • 損切り位置:147.90(+8pips)
  • 利確目標:147.56(+26pips)
  • エントリー根拠:1時間足で戻り高値ゾーンに到達、5分足でヘッドアンドショルダー形成。短期上昇トレンドが崩れたためショート。
  • 決済価格:147.56
  • 損益:+26pips
  • トレード時間:10:15〜10:50(35分)
  • 振り返り:想定通り崩れたが、分割決済をしていればさらに利益を伸ばせた。
  • 感情面:狙い通りの動きで気持ちに余裕あり。利を伸ばす判断力が課題。

簡易版

  • エントリー理由:戻り高値ゾーン+5分足崩れ(H&S)
  • 決済理由:1時間足サポート到達
  • 結果:+26pips

負けトレード例

  • 日付:2025/09/11
  • 通貨ペア:USD/JPY
  • エントリー価格:147.30(ロング)
  • 損切り位置:147.00(-30pips)
  • 利確目標:147.60(+30pips)
  • エントリー根拠:1時間足押し目候補に到達し、5分足下降トレンドが崩れかけたためロング。
  • 決済価格:147.00
  • 損益:-30pips
  • トレード時間:14:05〜14:20(15分)
  • 振り返り:上位足の目線が下方向だった。押し目買いは早すぎた。
  • 感情面:反発を期待して焦って入った。損切り後に「やってしまった感」が強く残った。

簡易版

  • エントリー理由:押し目候補での反発狙い
  • 決済理由:サポートを割り込み損切り
  • 結果:-30pips

まとめ|シンプルに書いて習慣化する

  • 勝ち負けを「なんとなく」で終わらせるのはNG
  • シンプルでも良いから「理由と結果」を残すことが成長につながる
  • 日記をつければ、自然と勝ちパターンと負けパターンが見えてくる

👉 次回は「週1レビューのやり方」を紹介します。
日記を振り返り、自分のトレードを改善する具体的なステップを解説します。

そしてこれは、僕自身が専業トレーダーとして挑戦している過程でもあります。
この記録は、読者であるあなたと一緒に成長していくための挑戦記です。
一歩ずつ積み重ね、必ず前に進んでいきましょう。

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