2025年9月19日のドル円は、上昇トレンドを継続する中で1時間足の最高値をつけた起点まで下落し、押し目買いのチャンスが到来しました。
事前にIFO注文を設定し、起点付近の147.24で自動的にロングを仕掛け。損切りと利確も同時にセットしたことで、シナリオ通りの動きを効率的に取ることができました。
本記事では、エントリーの根拠と判断プロセス、上位足環境の分析、損切り・利確の設定、次回に活かす改善点を振り返ります。
⇩ 当日のトレード記録は下記の記事で簡単にまとめています。


エントリーポイント(5分足)

今回は、1時間足の最高値をつけた起点価格まで下落してきたところを狙い、IFO注文を活用してロングを仕掛けました。
- エントリー価格:147.2
- 根拠:
- 1時間足で最高値を形成した起点水準に到達し、押し目買いの候補として有力
- 5分足で下ヒゲ反発が出現、買い支えを確認
- プライスアクション的に陽線が確定し、反発の初動を捉えられる状況
- 損切り設定:147.13(起点のわずか下)
- 利確目標:148.22(1時間足の最高値ライン手前)
このような良い相場状況であった為、IFO注文でエントリー・損切・利確を同時に設定しました。
実際にIFO注文が想定通りの水準で約定し、その後すぐに反発上昇へ展開が進み、エントリーから利確までスムーズに動きました。
損切り設定も結果的には余裕があったため、リスク管理としては問題無いです。
今回は、損切ラインを下抜けるまでは、ロング戦略が有効です。
上位足の環境認識(日足/4時間足/1時間足)
理想のエントリー箇所を理解するためには、まず “上位足の方向性・市場の流れ” を整理しておくことが必要不可欠です。
日足チャート

- 目線は上だが、レンジ状態
- レンジ下限から上昇しており、レンジ上限までロングが狙える局面
4時間足チャート

- 下降トレンドから転換し上目線
- 4時間足でも直近高値更新後の押し目形成局面であり、再上昇シナリオが描ける状況
- 日足レベルのレンジ上限付近では、上値が重い為、ロング戦略は慎重に
1時間足チャート

- 上昇トレンドで上目線
- 最高値の起点付近は、強い買い需要が入りやすい価格帯で、戦略的にロングを狙えるゾーン
- 時間足の高値値を付けた起点を下抜けするまでは上目線継続
【実践向き】その他 戦略解説(5分足)
他にも実践で使えるエントリーのトリガーや利確ポイントを紹介します。
エントリーポイント解説

- 5分足の高値を上抜けた後の戻りを確認
- 5分足前回高値ラインのレジサポ転換でロングエントリー
- 今回は無いが、5分足の高値を付けた起点まで戻した場合は起点でロングエントリー
利確ポイント解説

- 1時間足の前回高値ライン手前(初めの意識ライン手前)
- 1時間足のネックライン手前
- 148.000の手前(キリ番の手前)
- 5分足の急下落の起点ライン手前(堅実なところ)
- 1時間足の最高値ライン手前
- 5分足の上昇トレンドが崩れたところ(上昇トレンドで最高値ラインの上抜けを狙う場合はこれです)
利確はエントリーよりも難しいです。だからしっかり利益でトレードを終える事を意識しましょう。
僕もよく数十pips利益が出ていたとしても「もう少し」と欲張ると、かえって損切りになることがあります。
「利確は正義」「頭と尻尾はくれてやれ」とあるように欲張らず、時には建値など戦略的撤退も有りです。
一番大事なのは、相場で生き残ること!そうすればまたチャンスはやってきます。
稼ぎ急いで、勝てているところで損失ばかりだしたのは苦い思い出です。。。
改善点・次回に活かすこと
- IFO設定後も5分足の反応をリアルタイムでチェックして根拠を強化
- 利確幅を伸ばせる相場状況かどうかを上位足で再確認しておく
- 押し目のゾーンをもう少し広めに設定し、ヒゲで刺さらないリスクも考慮する
まとめ・学び
このトレードは、1時間足の最高値起点までの押し目買いをIFO注文で戦略的に仕掛けた成功例でした。
IFOを使うことで事前準備ができ、相場が自分の想定どおり動いた時に自動でポジションを取れる安心感がありました。
次回も「起点+IFO+5分足での初動確認」というパターンを繰り返し活用していきたいです。

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